クラウドストレージとは?各種データの保存・共有・共同作業が可能に!
クラウドに関係したサービスは多種多様ですが、中でも身近なサービスの一つが「クラウドストレージ」です。個人での利用はもちろん、ビジネスにも効率的に活用され業務効率化にも一役買ってくれます。
「クラウドサービスとは?」という方もいると思いますが、簡単に説明すると ”インターネット上の保管庫(ストレージ)に各種データが保存できるサービス” になります。さらに、ただデータが保存できるというだけでなく複数の人とデータの共有ができ、ビジネスの場ではグループ内で共同作業ができるようになるのです。
この記事では、クラウドサービスの魅力と使いやすくて高性能なおすすめのクラウドストレージを5つご紹介します。
1.クラウドストレージの魅力とは?共有と共同作業が可能!
クラウドストレージ(Cloud Storage)の「Cloud(クラウド)」は「クラウドコンピューティング(Cloud Computing)」の略語です。
クラウドは日本語では「雲」と訳されますが、インターネットを活用してサービスの総称になります。
簡単に説明すると、サービス提供会社がインターネット上に用意した空間(サーバーなど)にユーザーがインターネットを介してアクセスすることで、多種多様なサービスが利用できるようになるサービスです。
クラウドストレージの「Storage(ストレージ)」は日本語訳で「貯蔵、(倉庫)保管庫、収納」になります。
つまり、クラウドストレージとは『インターネット上の保管庫(ストレージ)に各種データが保存できるサービス』となるわけです。
クラウドストレージの魅力とは?保存だけではなく共有・共同作業が可能に!
クラウドストレージの魅力は何といっても、無料で保存できる容量は制限されますが、アカウントを作成するだけで様々なデータが保存できることです。
アカウントを作成すれば自分専用のフォルダが作成できるので、あとはデータをアップロードすれば保存可能。保存したデータは削除しない限り保存され続けるので、自分の端末のデータ容量の負担を減らすことができます。
また、オフィスの部署やチームなどのグループでアカウントを作成すれば、保存したデータをグループ内で共有できるようになります。さらに、ただデータが閲覧できるようになる訳ではなく、グループ内で共同作業が可能になります。
グループの誰かがデータを編集しても即座に同期されるので常に最新のデータが閲覧できます。
簡単な例えとして、スケジュール管理表などを共有していれば、グループ内の各人が予定を入力するだけでスケジュール表が完成するのです。
そのほかにも様々な便利な機能が搭載され、今やオフィスには欠かせない存在になっています。ご家庭でも家族間で利用すれば、情報交換の場として活躍してくれるでしょう。
2.使いやすくて高性能!おすすめクラウドストレージ5選
クラウドストレージは利用して絶対の損のないサービスですが、「どのクラウドストレージがいいのか?」となりますよね。
ここでは、特に有名で使いやすくて高性能なおすすめのクラウドストレージを5つご紹介します。
なお、簡単な特徴の説明のみなので詳しくは各社のホームページで確認をお願いいたします。
おすすめ➀「Dropbox」世界で認められるクラウドストレージ
(出典:Dropbox(ドロップボックス))
5億人を超えるユーザー数を誇っている世界で認められたクラウドストレージサービスです。
チーム向けと個人向けのサービスが用意され、簡単に登録では2GBまでは無料で利用できます。
また、iPhoneやAndroid用のアプリも無料配信しているので、端末にインストールすれが外出先でも利用が可能になります。
おすすめ➁「Google Drive」Googleサービスとの連携可能
(出典:Google Drive(グーグルドライブ))
文字通り天下のGoogleが提供する高性能なクラウドストレージサービスです。
Googleのアカウントを作成していれば誰でも15GBまで無料で利用できます。
グーグルドライブの最大の特徴は、Googleが提供するGmailなどの各種サービスと容易に連携できることです。
また、AndroidだけでなくiPhone用のアプリも配信しているのでマルチデバイスで利用できます。
おすすめ➂「OneDrive」Microsoft Officeを利用する方におすすめ
(出典:OneDrive(ワンドライブ))
OneDriveはWindowsでお馴染みのMicrosoft社が提供するクラウドストレージサービスです。
Microsoft社が提供するOffice365と連携できるうえに大容量1TBまで利用できます。
Office関連のWordやExcelなどのアプリケーションとも簡単に連携できるので業務効率アップに一役買ってくれるでしょう。
おすすめ➃「box」法人利用におすすめ
(出典:box(ボックス))
ボックスは特に企業などの法人で利用されているクラウドストレージです。
オンライン/オフラインに関係なくどこからでも全てのファイルの表示、共有、編集が10GBまで無料で利用できます。
オンラインでコラボレーション機能を利用すれば、フォルダを共有のオンラインワークスペースに変換してMicrosoft Office365などで共同作業ができるようになります。企業利用で心配なセキャリティ面も万全な対策が施されているので安心して利用できます。
おすすめ➄「Smooth File 6」セキャリティ対策は万全
(出典:Smooth File 6(スムースファイル6))
建設業、製造業、印刷業など様々な業種の国内1,000社以上のシェアを誇っているクラウドストレージサービスです。Smooth Fileは2003年の初代より、2008年にver4、2011年にver5、そして2016年に最新版のver6をリリースされています。
企業での利用が多いことからセキュリティ対策は万全で、自社の品質管理チェックに加えて第三者機関での定期診断により常に安全性担保に努めているとのこと。アクセス元IPの制限やアクセスPCの制限をはじめ柔軟な権限移譲設定が可能になっています。
3.まとめ
今回はクラウドストレージについて詳しくご紹介しましたが、既にご利用の方は多いのではないでしょうか。
クラウドストレージを利用する一番のメリットは様々なデータが保存できることです。
パソコンなどの端末にデータを保存すればデータ容量を消費していきますが、クラウドストレージを利用することで端末の負担を軽減できます。
また、ただ保存できるというだけでなくデータの共有や共同作業なども可能なので、ビジネスの場で効果的に活用できます。今回はおすすめとして5つのサービスをご紹介しましたが、いずれも使いやすくて高性能なので、どのサービスがいいのか迷っている方は今回ご紹介したサービスの中から選んでみてはいかがでしょうか。