クラウドサービスの費用ってどれくらい?主要サービスの相場を紹介!

クラウドサービスが最近注目されていますが、現在多くの企業がクラウド業務の導入を進めています。今後自分たちのオフィスにもクラウドサービスを導入していきたいという人は多いのではないでしょうか。

この記事では代表的なクラウドサービスを導入するのにどれくらい費用がかかるのかを説明したいと思います。

1.クラウドサービスの費用例1:クラウドストレージの場合

まずはクラウドストレージの大まかな費用について見てみましょう。クラウドストレージはネットワーク上にデータ保存ができる便利なサービスで、自社でストレージを用意する必要はありません。いつでもどこからでもアクセスできることや、データの消失に強いというメリットがありますが、クラウドストレージで有名なのはDropboxやOneDrive、Googleドライブなどです。

クラウドストレージの費用相場

先述の3社のクラウドプランをそれぞれ見てみましょう。

・Dropbox(スタンダード)の場合
容量:3TB
費用:1ユーザーあたり12.50$/月

・OneDrive Office 365 Solo(ワードやエクセルなどのアプリ付き)の場合
容量:1TB
費用:1,274円/月

・OneDrive for Business Plan 1の場合
容量:1TB
費用:1ユーザーあたり540円/月

・Googleドライブの場合
容量:2TB
費用:1ユーザーあたり1,300円/月

主要なサービスでは1TB(約1000GB)という大容量のストレージプランやそれ以上のプランが提供されています。イメージとしてはだいたい1TBあたり500円~600円といったところでしょう。

2.クラウドサービスの費用例2:クラウド会計ソフトの場合

続いてクラウド会計ソフトの場合を見てみましょう。クラウド会計ソフトは会社の会計業務をネットワーク上で効率よく済ませることができるサービスで、更新作業なども自動的に行われるので便利です。クラウド会計ソフトとしてはFreeeや弥生会計オンライン、MFクラウドなどが有名です。

クラウド会計ソフトの費用相場

ではFreeeと弥生会計オンラインを例に費用を見ていきましょう。

・Freee(ミニマム)の場合
費用:23,760円(年額)

・Freee(ベーシック)の場合
費用:47,760円(年額)

・弥生会計オンライン(セルフプラン)の場合
費用:26,000円(年額)

・弥生会計オンライン(ベーシックプラン)の場合
費用:30,000円(年額)

・MFクラウド(スモールビジネス)の場合
費用:35,760円(年額)

・MFクラウド(ビジネス)の場合
費用:59,760円(年額)

各サービス業者それぞれに複数の料金プランが用意されています。安いプランであれば2,3万円台~、高いものは4,5万円台~が相場です。費用が高いものほど使える機能が当然多くなっていますが、会社の業務内容に応じてプランを選ぶと良いでしょう。なお無料お試しプランなどもあるので、まず一度使い勝手を試してみてから契約するというのも良いですね。

3 .クラウドサービスの費用例3:ビジネスチャットの場合

ビジネスチャットとはメールではなくチャット形式で職場の業務連絡が出来るツールです。この種のクラウドサービスとしてはLine Worksやチャットワークなどが有名ですが、コミュニケーションが円滑になる工夫がされているので気軽に横方向と縦方向の相手との連絡が取れて便利です。

ビジネスチャットの費用相場

ではビジネスチャットツールの主な費用相場を見てみましょう。

・Line Works(ライト)の場合
費用:1ユーザーあたり300円(月)

・Line Works(ベーシック)の場合
費用:1ユーザーあたり500円(月)

・Line Works(プレミアム)の場合
費用:1ユーザーあたり1,000円(月)

・チャットワーク(パーソナル)の場合
費用:1ユーザーあたり400円(月)

・チャットワーク(ビジネス)の場合
費用:1ユーザーあたり500円(月)

・チャットワーク(エンタープライズ)の場合
費用:1ユーザーあたり800円(月)

ビジネスチャットツールはクラウドサービスの中でも安価なサービスの一つです。最上級プランでも1,000円未満で提供されていることがあるので、比較的導入しやすいクラウドサービスと言えるでしょう。このタイプのサービスも、費用に比例して使える機能が高機能になっています。

4.まとめ

クラウドストレージ、会計ソフト、ビジネスチャットという3タイプのクラウドサービスの費用相場を見てみました。すぐにでも導入しやすい安いものから、多少検討が必要な万単位のサービスまで色々ありますが、比較的高いサービスの場合はまず無料プランなどでトライアルしてから本格的な導入を検討すると良いですね。

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